神社とお寺の違いは?

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神社は神道の神様・お寺は仏教の仏様

 

神社は日本固有の宗教である「神道(しんとう)」の神様を祀り、お寺はインド・中国から

渡来した仏教の仏様を祀っています。

 

神社の参拝は二礼二拍手一礼が一般的

 

神社のもととなる神道は「八百万の神(やおよろずのかみ)」といって世

の中のあらゆるものに

神が宿ると考えられていて、たくさんの神様がいます。

 

そのなかで一番格が高い神様は天照大御神(あまてらすおおみかみ)で、伊勢神宮に祀られて

います。

 

そのため日本のあらゆる神社の中で伊勢神宮は別格の存在となっています。

 

神社の特徴は入り口に鳥居があって、この鳥居は神様がいる世界と人が住む世界を

分けるために置かれています。

 

神社の本殿に祀られているのは主祭神といって参拝者はほとんど見ることができず、

本殿の前にある拝殿からお参りします。

 

拝殿には賽銭箱(さいせんばこ)や上から紐で下がる大きな鈴が取付けられていて、

鈴についている紐を振ったり、賽銭箱に賽銭を入れたりしてお祓いします。

 

このあと一般的には二礼二拍手一礼といわれるように、2回お辞儀をして2回拍手し、

1回お辞儀をしてお参りを終わります。

 

お寺の参拝は静かに合掌するのが正解

 

お寺はインド・中国から伝来した仏教の仏様をお祀りしています。

 

お寺の入り口には山門があり、俗世間との境界線を意味しています。

 

山門は平地にあっても「山門」と呼ばれていて、もともとお寺は山に建てられていたことに

由来しています。

 

お寺の本堂にお祀りされているのがご本尊で、参拝するときはご本尊に直接祈りをささげる

のが一般的です。

 

お寺の本堂の入り口には鈴やお賽銭箱があり、鈴を鳴らしお賽銭を入れます。

 

そのあと静かに合掌しますが、神社と違い手を合わせる際に決して手を打ち鳴らしてはいけません。

 

仏様には格があり、大きく分けると4種類に分けられ上から如来(にょらい)・菩薩(ぼさつ)

明王(みょうおう)・天(てん)となり、それぞれのジャンルの中にたくさんの仏様がいます。

 

如来は悟りを開いた仏陀(ぶっだ)の姿、菩薩は悟りを開く前の修行中の姿、明王は仏教の敵を

こらしめる姿、天は仏教の教えを護る姿です。

 

 

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