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神宮祭祀とは伊勢神宮で行われる祭祀の事です。
神宮祭祀とは伊勢神宮で行われるもので、その中心は五穀豊穣を祈願し感謝する祭儀です。
伊勢神宮の内宮の祭神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)、外宮の祭神である
豊受大神(とようけのおおかみ)、さらに神宮に属する別宮、摂社、末社、所官社に関わる
祭祀で、十月の神嘗祭(かんなめさい)、十一月の新嘗祭など宮中祭祀と深い関りを持っています。
伊勢神宮の式年遷宮は二十年に一度社殿をすべて建て替えます。
神宮祭祀の中で特に重視されているのが、社殿をすべて建て替える式年遷宮(しきねんせんぐう)が
あります。
これは伊勢神宮の社殿を二十年に一度、30件を超える行事を8年かけて行いながら建て替える
という祭祀です。
こんなスケールの大きい祭祀は伊勢神宮でしか見れないものですね。
伊勢神宮の主な祭祀(式年遷宮を除く)
月次祭(つきなみさい)
外宮 6月15日、16日、12月15日、16日 内宮 6月16日、17日、12月16日、17日
由貴大御饌(ゆきのおおみけ)を午前10時と翌午前2時の2度奉る。
正午からは天皇のお供柄である幣帛を勅使が奉る奉幣の儀が行われる。
大祓(おおはらい)
6月30日、12月31日
大祭が行われる前月の末日に神宮神職・楽師(がくし)を祓い清める行事です。
6月、12月の末日には全職員の大祓いが行われます。
神嘗祭(かんなめさい)
外宮 10月15日~16日 内宮 10月16日~17日
その年の新しく取れた穀物を最初に天照大御神にささげて感謝する神宮の中で最も重要な
祭です。
新嘗祭(にいなめさい)
11月23日
その年収穫した新穀を天皇自らが宮中で神々に奉られ、自らもお召し上がりになります。
神宮では大御食(おおみけ)の儀と勅使を遣わし、奉幣の儀が行われます。
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