氏神様は自分が住んでいる土地の神様です。
氏神様は自分が住んでいる土地の神様ですが、住所によって決められています。
全国の神社を網羅している神社本庁のサイトから都道府県の神社庁を調べ問い合わせたり、
県によっては自分の住所を入れれば氏神様の神社を調べることができるサイトもあるようです。
自分の住んでいる土地の神社の氏神様をお祈りして自分の願いが通じるのでしょうか?
そこは心配ありません!!
氏神様のいる地元の神社は全国の有名な寺社にお参りするのと同じように願いが通じます。
むしろ近くの氏神様のほうが何かのついでに気軽に立ち寄ることができたりしますから、
願いも通じやすく、またお礼のお参りもしやすいと思います。
だから自分の心のよりどころとして氏神様を持つことは、生きてゆく上で、
とても心強いことではないでしょうか。
氏神様と有名神社の両方お参りしても大丈夫?
氏神様をお参りしているのに全国の有名神社にお参りしても大丈夫なのと思っている人も
いると思いますが、全く問題ありません。
むしろいろいろな神様が一丸となって守ってくださいますので、安心してお参りしてみましょう。
氏神様への願い事の伝え方
氏神様のいる神社でも、有名な神社にお参りするときと同じ作法でお参りしましょう。
まず鳥居の前でお辞儀をし、鳥居をくぐり手水舎で手や口をすすいで清めます。
参道を歩くとき注意したいのは参道の真ん中は「正中」といって神様の通る道とされている為、
端の方を歩くようにしましょう。
手水舎(ちょうずや・てみずや)の作法
手水舎の作法は以下の順序で行います。
1、右手で杓子(しゃくし)を持って水をすくい、その水を左手にそそいですすぎます。
2、杓子を左手に持ち替え、水をすくい右手をすすぎます。
3、また杓子を右手に持ち替え、水を左手にため、その水を口に含んで口をすすぎます。
4、口から水を出すときは左手で口元を隠します。
5、柄杓を両手で持ち、柄を下にして傾け、流れた水で柄をすすぎます。
6、柄杓を元通りに戻します。
手水舎で手や口を清めたら、お賽銭箱の前立ち、お賽銭を入れ、鈴を鳴らし、
二礼二拍手一礼をします。
二礼二拍手一礼の作法
二礼二拍手一礼の作法は以下の順序で行います。
1、腰を90度に曲げ二回お辞儀をします。
2、胸の前で手をあわせます。
3、ゆっくりと二回手を打ち、神様へお願い事を伝えます。
4、神様に感謝しながらもう一度腰を90度に曲げ一回お辞儀をします。
氏神様へ願い事を伝えるときは自分の住所、名前、お願い事を忘れないように心の中で
伝えましょう。
一連のお参りが終わって神社を出るとき、鳥居をくぐったら神社へ向かって一礼して帰ります。