多くのお寺で七五三のお参り可能です。
七五三といえば神社というのが基本ですが、お寺でもお参りできるところが多いようです。
七五三は、旧暦11月に氏神様へ参り、収穫の礼を申し上げると同時に、無事に子供が成長
出来たことに感謝する意味で始まったといわれています。
神道では産土神(うぶすながみ)という土地の生まれ土地の氏神様が子供を守るといわれるため、
その土地の神社に参拝するのが一般的です。
仏教のお寺でも、仏様や先祖の霊が子供を守るといわれている為、子供の成長を仏様や先祖に
感謝する意味で門戸を開いているところが多いようです。
七五三の参拝は神社とお寺では作法が多少違う
神社とお寺では七五三の参拝の作法が多少違ってきますので比較してみました。
神社 お寺
鳥居の前で立ち止まり軽く挨拶する(一揖) 山門の前で軽く挨拶する(一揖)
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手水舎(ちょうずや)で身を清める。 手水舎で身を清める。
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⇩ お線香をあげる(お寺のみ)
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基本的には2礼、2拍手、1礼でお参りする。 ただ静かに手を合わせてお参りする。
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祈禱のお礼は「玉串料」か「初穂料として 「お布施」とかいて渡す。
渡す。
ザックリといえば以上のような手順の違いとなります。
出来るだけ子供に負担がかからない方法がベスト
七五三は子供が慣れない衣装でお参りするので、有名だからといって神社やお寺が遠くにあったり、
参道が長すぎたり、急な坂や階段があったりすると子供に大変な負担をかけることになるかも
しれません。
できれば神社・お寺にかかわらず、子供のことを思えば無理のない近場のお参り先を選んだほうが
良いのかもしれませんね。